定番の焼き鮭以外で鮭をおいしく食べるメニューその1 和風編 焼き鮭の香味ソース

塩鮭は焼くだけで簡単においしく食べられますが、たまに生鮭やサーモンを使って料理すると、

家庭でもワンランク上のおいしい鮭料理が楽しめます

今日はその和風編ということで、夫からのリクエストが多い絶品魚料理「焼き鮭の香味ソース」を紹介します

作り方は簡単。米粉や小麦粉をはたいた生鮭を焼いて、香味ソースをかけるだけ

見栄えがいいので、たくさん作っておもてなし料理にしても喜ばれます

材料(2人分)

生鮭(サーモンでも)の切り身 2切れ

米粉(小麦粉でも)少々

エクストラバージンオリーブ油(太白ごま油、米油などでも)大さじ1/2

 サラダ油はNG!
紅花油、大豆油、ひまわり油、コーン油、綿実油、菜種油、キャノーラ油、グレープシードオイル、パーム油などのサラダ油には、認知症やガンなどの原因と考えられている「ヒドロキシノネナール」という体に悪い成分が入っているそうです

香味ソース

 丸大豆うすくちしょうゆ(丸大豆しょうゆでも)大さじ2

 レモン汁(あればレモンのしぼり汁)大さじ1

 水 大さじ1

 しょうがのすりおろし 少々

 万能ねぎ(小ねぎ)の小口切り 大さじ4

 赤唐辛子の小口切り 1本分 

 砂糖(上白糖やグラニュー糖、三温糖以外)小さじ1

 上白糖やグラニュー糖、三温糖はNG!

これらの砂糖はカロリーしかなく「エンプティカロリー」と言われていて、
血糖値を急激に上げてしまいます

ミネラルも入っている黒糖やきび糖、てんさい糖などを使ったほうが体に優しいです

オーガニックで有機 JAS 認証のある、あまり農薬の心配のない原料を使ったものが理想

私は SUNNY FARM さんの「有機黒砂糖(有機 JAS 認証)300g」を使っています

作り方

① 生鮭をひと口大に切る

魚はケチらず骨取りタイプを買う

魚は多少高くなっても、なるべく骨を取ってあるものを買った方が、

サッと切るだけでワンアクションで済み、
骨をとる手間も時間も省けてストレスフリーです

特に、忙しい朝のお弁当作りで魚の骨取りに時間を取られるストレスはめちゃくちゃ大きいです

そのストレスが100円かそこらでなくなるなら、値段に見合う価値は十分あると思います

② 生鮭に米粉を薄くはたき、オリーブ油を熱したフライパンで両面を軽く焼く

粉物は穴の開いたフタ付きの容器に入れておく

塩だけでなく、米粉や片栗粉なども穴の開いたフタ付きの調味料ケースに入れておくと、サッとワンアクションで棚から取り出して食材にふりかけられてストレスフリーです

ちなみに、米粉には Seriaさんの「から揚げ粉ストッカー」を愛用しています

③ フタをして弱火で3分くらい蒸し焼きにして、その間に香味ソースを作り、鮭が焼けたら器に盛りつけてソースをかける

香味ソースは、万能ねぎ大さじ4、うすくちしょうゆ大さじ2、レモン汁大さじ1、水大さじ1、砂糖小さじ1、しょうがのすりおろし少々、赤唐辛子の小口切り1本分を混ぜて作ります

ちなみに、万能ねぎはあらかじめ切ってタッパーなどに入れておき、赤唐辛子はキッチンバサミで切って種を出して小口切りにすると、スムーズに香味ソースが作れます

ねぎを買ってきたら、使いやすい長さに切ってタッパーなどに入れて冷蔵庫へ

長ねぎや万能ねぎ、小ねぎなどは、小口切りや 5cm 幅くらいに切り、タッパーなどに入れて冷蔵庫にしまっておきます

たとえば長ねぎなら、白い部分と緑の部分に切り分け、緑の部分を水できれいに洗ってから水気を切り、小口切りににしてタッパーに入れておきます

そうすると、サッとワンアクションで冷蔵庫から取り出してスムーズに料理に使えますし、納豆に入れたりお弁当や汁物などの彩りにも使えたりして便利です

食材を無駄なく使えて食品ロスも減らせますし、ゴミも減らせて良いことずくめです

しかも、長ねぎの緑の部分には βカロテンやカルシウムがたくさん入っているので、食べないのはもったないです

実は、夫も私も長ねぎの緑の部分が苦手で以前は捨ててしまっていたのですが
(農家さん、すみません…)、

小口切りにするようにしたら、今では欠かせないものになりました

お弁当にするときは…

香味ソースを小さいタッパーなどに入れて別付けすると、ソースがこぼれにくくなります

お弁当箱の中の水分が多くて温度が高いと、お弁当箱や食材などについていた菌が増えて食中毒の原因になることがあるので、

水分の多い香味ソースを鮭にかけずに別付けすると、食中毒対策にもなります

タッパーをビニール袋に入れて持っていけば、なお安心です

上の写真を見て「あれ?ご飯は?」と思った方、鋭いですね

実は、夫はおかずと冷凍ご飯を分けて持っていっています

おかずとご飯に分けると、お弁当箱のご飯を入れるスペースがいらなくなるので、

メインのおかずだけでなく、野菜もたっぷり入れられてヘルシーです

おかずの上に冷凍ご飯とソースをのせて保冷バッグに入れれば、冷凍ご飯が保冷剤代わりになって食中毒対策になりますし、

食べる直前に解凍した方がご飯を美味しく食べられます

職場などお弁当を食べる場所に電子レンジがあることが前提になりますが…

おいしく食べて、美しく健康に

鮭には頭の働きをよくする DHA(ドコサヘキサエン酸)や EPA(エイコサペンタエン酸)がたくさん入っていますし、

体のサビを強力に防いでくれるアスタキサンチンも入っているので、アンチエイジング効果が期待できます

油に溶けやすいアスタキサンチンは、油と一緒に食べると吸収力が高まります

レモン汁が入った香味ソースをかけて食べるので、ビタミンC もとれます

おいしく食べて、ボケ防止、若返り、そして、美肌効果も期待できるなんて嬉しいですよね

 
筆歌

このレシピは、料理研究家の大庭英子さんのロングセラー『基本の和食』(2000年 オレンジページさん)に載っています。もっと詳しく知りたい方はチェックしてみてくださいね。この本では、ほかにも魅力的なレシピがたくさん紹介されています

【参考文献】
『基本の和食』 大庭英子さん(2000年 オレンジページさん)
『40歳からは食べてはいけない 病気になる食べもの』南清貴さん(2015年 KADOKAWAさん)
『サラダ油をやめれば認知症にならない』山嶋哲盛さん(2015年 SBクリエイティブさん)
『油を変えて頭も体も若返る!』オーガスト・ハーゲスハイマーさん(2015年 主婦と生活社さん)
『老けない人はやめている』オーガスト・ハーゲスハイマーさん(2013年 講談社さん)
『PHPからだスマイル じつはカラダに悪い食べもの』(2017年 PHP研究所さん)
『PHP 老けない人の最強!食事術』(2020年 PHP研究所さん)
『カロリー制限の大罪』山田 悟さん(2017年 幻冬舎さん)
『最新改訂版 知っておきたい栄養学』白鳥早奈英さん(2021年 学研さん)
【愛用品】
・特選丸大豆うすくち醤油 500ml(ヒガシマル醤油さん)
・超特選丸大豆うすくち吟旬芳醇 400ml(ヒガシマル醤油さん)
・有機栽培エキストラバージンオリーブオイル ブレンド 450g-有機JAS認証(日本オリーブさん)
・有機黒砂糖 300g-有機 JAS 認証(SUNNY FARM サニーファームさん)
・ぎゅーっとおいしい!瀬戸内レモン100% 100ml(瀬戸内レモン農園さん)
・米粉パウダー 300g(みたけさん)
・米粉 500g(CGCさん)
・カッティングボード&モーニングトレイ(ケヴンハウンさん)
・旬 Classic 三徳包丁 175mm(貝印さん)
・SELECT100 計量スプーン(貝印さん)
・オールパンゼロ(22cm)(アサヒ軽金属さん)
・から揚げ粉ストッカー(Seria さん)
・抗菌加工ランチボックス MUKAVA LOUNAS(SABU HIROMORI さん)
・蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ 2個入り 正方形 630ml(無印良品さん)
・バタリニー ロック付クッキングトング(KEYUCA さん)